私大医学部は難関だ。他学部に比べ倍率が異常に高い。狭き門だ。となると難問を連想してしまう。が、そうではない。
たしかに慶應、慈恵、日本医科は難問が出るのだが、それ以外の私大医学部の数学に難問はない。
私大医学部は31校。慶應、慈恵、日本医科を除くと28校。つまりほとんどの私大医学部では難問が出題されないということだ。
標準レベルの問題が大半。基礎レベルの問題が出される大学もある。
よって、大半の私大医学部受験生は、難問対策をする必要はない。基礎〜標準レベルの問題に集中して取り組んだほうがよい。
ただし、基礎〜標準レベルだからと言って、合格点をとるのが簡単かというとそうではない。
その理由は
・時間制限がシビア
・求められる得点率が高い
からだ。
試験時間に比して問題量が多い。時間内に解き切るのは容易ではない。他学部であれば60〜70%の得点率で合格だろうが、医学部では80%以上が望ましい。
私大医学部受験生は、素早く確実に問題を解かなければならない。
難問ではないため高い思考力は求められないが、情報処理力、計算力が高いレベルで求められる。
まとめると、
私大医学部数学はしっかりと練習をすればなんとかなるタイプの問題。数学を理由に医学部をあきらめるという選択肢はない。
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