大学の奨学金というと、入学試験に合格した後に申請したり、入学試験で優秀な成績を残したりして、受給できるものと思うかもしれない。
一部の私立大学では、いまや奨学金は入学試験の前に予約できるものになっている(例えばここ、ここ)。受験前に受ける大学に奨学金の申請をし、審査にパスすれば受給資格をもらえる。
受給できる金額も大きい。受給できれば、私立大学なのに国公立大学にいくのとかわらない学費負担になる。
奨学金の予約が認められたからと言って同時に合格がついてくるわけではないが、認められれば勉強へのモチベーションも上がるはずだ。
この手の審査は年内には終了する。受験の出願をする時期になって気づいても手遅れだ。
早めの動き出しが必要。
高校生は、受けたい大学がぼんやりとでも頭に浮かんでいるのなら、その大学の受験科目等の勉強のことだけでなく、奨学金についてもはやいうちから情報収集をしておくとよいだろう。